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先日、1歳の子のお祝いをしました。
一升餅や一升パンを購入して、背負ってもらおうと思っていたのですが…
2ヶ月程前から計画していたので、2週間前くらいに注文しようと思っていたら、気づけば本番5日前。
注文したかったお店のHPの“1週間前までにご注文下さい”の文字が滲んで見えました。
もしかしたら間に合うかも?ってお店もありましたが、ギリギリ間に合うか間に合わないか…なので断念することに。市販のお餅を背負ってもらうことにしました。
でもせめて、せめて何か他のことに手を掛けたい…!と思って作ったのがこちら。ベビーリュックです。
手作りリュックになら、市販のお餅も輝いて見えるはず。家にある生地で作ったので、費用も副資材とスーパーの切り餅代だけでリーズナブル。そんな思惑もありつつ、すっごく可愛いベビーリュックができました。
手作りリュックを背負って歩いてくれる姿は最高に可愛いです。一歳のお誕生日のプレゼントにも、特に何もない日の贈り物にも。おうち遊びにもお出掛けにも便利なベビーリュック。
無料型紙をベースに、ちょこっとアレンジを加えてみました。意外と難しくないので、ぜひ作ってみてくださいね。
ころんと可愛いベビーリュックの材料
リュック本体
- 表生地A(フタ・ポケット):縦30cm × 横30cm
- 表生地B(本体・肩紐):縦50cm × 横70cm
- 中生地(本体内側):縦30cm × 横60cm
- 接着芯:適量
今回は表生地Bと中生地は同じ生地で作りました。
マチが2枚必要ですが、間違えて1枚しか作っていません。後からカットしました。
接着芯は表生地Aの裏と、マグネットボタンを取り付ける部分に補強で貼っています。
うさぎ耳を付けたかったので、適当に型紙を作って追加しています。
また、画像にはありませんが肩紐用に、縦22cm × 横10cmを2枚裁断してください。
ころんと可愛いベビーリュックのオススメ生地
ベビーリュックを作るのにオススメなのがこちらの帆布生地。適度な厚みがあり家庭用ミシンで簡単に縫えるため、カバンなどの袋物や帽子を作る時等に重宝しています。カラーバリエーションも豊富なため、何度もリピート購入しています。
当ページのベビーリュックにも、こちらの「生成(カス残し)」を使用しています。
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柄部分は帆布生地と合わさっており耐久力がそれほど必要ではないため、こちらのシャーティング生地を使用しました。こちらはふんわりと柔らかな手触りでシワになりにくい「ソフリー加工」を施されているため、小物から衣服まで幅広く使用できます。北欧風のninaシリーズの柄がとっても可愛い、私のお気に入りの生地です。
今回は「オフホワイト」を使用しています。
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副資材
- カバンテープ(25mm幅):1.5m
- マグネットボタン:1個
- 角カン or Dカン(25mm幅):2個
- 移動カン(25mm幅):2個
- バックル(25mm幅):1セット
- ゴム(10mm幅):40cmくらい
- 装飾用のタグ等:適宜
カバンテープとマグネットボタン、Dカン移動カンセットはダイソー、バックルはセリアで購入しました。
てしごとやロングテール様では、バックルは使用されていませんが、付けたかったので追加しています。
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ころんと可愛いベビーリュックの作り方
基本的にはてしごと屋ロングテール様のベビーリュックのつくり方を参考に作っていきます。
縫う場所は黒い線で表しています。
“ベビーリュックのつくり方”の手順9まで作る
てしごと屋ロングテール様の作り方9 表布本体を作る まで作る。
耐久性を高めるため、本体とマチを縫った後に本体側に押さえミシンをかけました。
うさぎ耳も中表で縫い、ひっくり返しておきます。
肩紐を作る
① 肩紐の生地を中表になるように縦に半分に折り、印を付ける
肩紐の生地の表が内側になるように折り、画像を参考に出来上がり線を書いておきます。
②縦の縫い代を1cm取り、縫う
画像のように縫います。
③縫い代を切る。角を落とし、ひっくり返しやすくする
縫い代を3~5㎜くらいにカットします。
縫い代が多く残っているとひっくり返したときにゴロゴロしますが、切りすぎるとひっくり返したときに端からほつれるので、様子を見ながら切ります。
④ひっくり返してアイロンで整える
角は裁ちバサミでつついて出しました。丁寧に出しておくと出来上がりが綺麗です。
⑤キルト芯を2枚重ねて肩紐と同じ形に切り、肩紐の中に入れる
くしゅっとしてしまい、入れるのが難しかったです。定規などの棒状のもので、すーっと入れていくのがいいかと思います。
⑥真ん中を縫う
形を整え、中央を縫って生地を押さえます。
⑦同じものを2本作る
同様に肩紐を2本作ります。
⑧カバンテープを32cmでカットする
⑨肩紐の上から13cmくらいのところにカバンテープを縫い付ける
カバンテープの端2cmで内側に折り、しっかりと縫い付けるます。
⑩肩紐の下のほうにカバンテープを縫い付ける
画像を参考にしっかりと縫い付けます。もう1本の肩紐も同様に作ります。
⑪本体に縫い付ける
肩紐を本体に縫い付けます。
⑫カバンテープの端を移動カンに通す
移動カンに上から下に向かって通します。
移動カンにも表裏、上下があるので注意!裏にはギザギザの溝があり、ストッパーの役割を果たしています。
⑬Dカンに通し、画像のように移動カンに通す
端は1cm.1.5cmの三つ折りにして縫います。
通し方を間違えるとストッパーの役割を果たさず、スルスルと動いてしまうので注意!
本体を作る
基本的にはてしごと屋ロングテール様の記事の通りに作っていくため、ここでは簡単に解説します。
①フタ側に耳を付け、本体とフタを縫い付ける
中表で本体とフタを縫います。
②本体と内側を重ねて縫い上げ、返し口からひっくり返す
返し口を綴じてアイロンで整え、ゴム通し口を縫います。
③ゴムを通す
生地の厚みによって必要な長さが変わるので、形を整えてゴムの端を結ぶか縫い留め、余りは切り落としてゴム通し口の中に入れる。
バックルを作る
①肩紐に縫い付けたカバンテープの空きに、残りのカバンテープから15cm切って通す。バックルにも通し、端を三つ折りにして縫う。
バックルが机と同化しちゃって、わかりにくいですが…両端は1.5cmほどで二つ折りして縫っています。
②反対側の肩紐に、残ったカバンテープを通す
こちらも、端は1.5cmほどで二つ折りして縫っています。
③バックルを画像の向きに置く
表裏に注意!逆にするとストッパーが効かず、スルスルと動いてしまいます。
④カバンテープを下から上に通す
画像の通りに通します。
⑤くるっと上から下に通す
⑥端は二つ折りにして縫う
これでバックルの完成です。
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ころんと可愛いベビーリュックの完成!
表から見るとこんなかんじ。薄手の帆布を使用したので、しっかりと自立しています。
裏から見るとこんなかんじ。バックルは上下にも移動できるので、子どもの体型に合わせてズラせます。あまり動かしたくない場合は、カバンテープを肩紐に縫い付けて調節できます。
小さいながらも意外と容量があります。口がゴムなので、赤ちゃんや小さな子どもでも出し入れしやすいです。
あっ!お餅も入りました。1kgの切り餅が丸々入ります。一升(1.8kg)はさすがに入らなさそうです。
費用
それでは諸費用です。
- 所要時間:4~5時間くらい
- 生地:家にあった生地
- 副資材
カバンテープ:100円(ダイソー)
マグネットボタン:2個100円の為、1個50円(ダイソー)
Dカン・移動カン:セットで100円(ダイソー)
バックル:100円(ダイソー)
ゴム:家にあった生地
布山を消費しつつ、350円で作れました。
まとめ
以上、ベビーリュックの作り方でした。
可愛いベビーリュックが比較的安価に作れます。生地を選ぶ楽しみもあり、リュックを背負う赤ちゃんを想像しながら楽しく作ることができました。改良版のこちらのリュックは、より本格的な形でつくることができましたので、ぜひこちらも見てみてくださいね。
このベビーリュックの改良版はこちら↓
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